MALAYSIA
満月が昇るとき
ステージ 1
ストーリー:ロティ・ショーヴェク
翻訳・編集: 近藤結・CLAチーム
イラストレーション:アニャ・マハラニ・クマラワテ
アリフは記者です。カンポン・ブランという村で起きた、不思議な殺人事件を調べようと思いました。村に行く道で、アリフの車が動かなくなった時に、カマルとザーラに会いました。彼らは三人でカンポン・ブランに行きました。
村に着くと、アリフはサテおじさんに出会いました。
村に着くと、アリフはサテおじさんに出会いました。
「カンポン・ブランの事件について聞きました」とアリフは言いました。
「そうです。山でいなくなった男がいます。山にはポンティアナックがいるそうです」とサテおじさんは答えました。
アリフは山に行きました。山の上には家があり、そこで彼はザーラに会いました。アリフはザーラにポンティアナックの話をしました。
「村にはポンティアナックの『呪い』があります。ポンティアナックが来るのは、満月がのぼる時です。呪いを消す方法は二つしかありません。ひとつは人の命を奪ってお祈りすることです。もうひとつは私のおばあちゃんのケリスを見つけることです。でも、それは盗まれました。」ザーラは言いました。
「ケリスを見つけたいです」とザーラは続けました。
「私が手伝います」とアリフは言いました。
次の日になりました。アリフはボモーに会いました。
ボモーはココナッツを使って村のためのお祈りをしていました。
アリフはボモーに聞きました。「ポンティアナックの呪いを知っていますか?」
「はい。呪いを消すには、村人が一人死ぬしかありません」とボモーは言いました。
「でも、呪いを消すことのできるケリスがあると思います」とアリフが答えました。
するとボモーはバッグを開け、古いケリスを見せました。これです! アリフとボモーはザーラに会いに行くと決めました。
夜遅く、二人は山の上の家に行きました。家にはサテおじさんがいました。サテおじさんはザーラとカマルにつかまっていました。カマルはサテおじさんを祈りのために殺そうとしていました。
「でも、呪いを消すことのできるケリスがあると思います」とアリフが答えました。
するとボモーはバッグを開け、古いケリスを見せました。これです! アリフとボモーはザーラに会いに行くと決めました。
「待って! 『ケリス』で呪いを消せます!」とアリフがカマルに言いました。
しかし、ケリスをどう使えばいいのかわかりません。満月がのぼった時、ザーラは呪いの力でポンティアナックになりました。
アリフはポンティアナックをケリスで倒しました。ポンティアナックはザーラに戻り、彼女は我に返りました。呪いは消えました。ついに、村の人々の安全が帰ってきました。
そうそう、アリフの記事は、新聞のトップになったそうです。
THE END